日本の小説
朗読が題材なので、絵本などの作品がたくさん登場する。
特に、朗読部の先輩が『ちいちゃんのかげおくり』を読むシーンはぐっと引き込まれた。
作品は知らなかったけど、…
だれも知っている人がいない旅先では、ちょっとだけ大胆になれたりする。
その土地のルールや習慣を知らずに恥かいても「初めてだから許して」と開き直れると、精神的にはか…
タイトルも詳しい内容も忘れてしまったけど、小さい頃、同じ絵本ばかり何度も読み返している時期があった。
短いお話で、すぐに終わってしまうのが寂しくて、終わったらすぐ…
図書館が本を守るために銃を持って戦うなんて、読む前は突拍子もない設定だと思ったけど、あっという間にこの世界にのめりこんだ。
説明は最初にちょっとだけ、細かいところ…
店長や困った常連客のことを心の中でののしったり。
「マジで本気で辞めてやる!」と思いながらずるずる続けてしまったり。
働く人ならきっとどこかしら共感できるエピソ…
六郎と浩太の間で言葉少なな会話が交わされるたび、お互いのことをあまり知らなくても、強い結びつきが生まれていくのが分かる。
話は短いけど、山を一歩一歩登っていくみた…
子どもが知る親の姿は実はとても断片的で、仕事中の姿を見るとびっくりしたりする。
家と学校という狭い世界で生きている年頃にはかなり衝撃的で、一番近いと思っていた人が…
劇団の話なのに、なかなか芝居が始まらない。
残っている団員は、芝居の才能や情熱はあるのに、そのための現実的な準備は何もできない者ばかり。
演劇ド素人の富士の…
いつもこの記事を書き始める時に、とっかかりになる言葉を探す。記憶に残った1文とか、最初に浮かんだ感想とか。
この作品の場合は「鮫島がカッコいい」のひと言に尽きる。…