あらすじ
人間に座られるだけの毎日に疑問をいだいたイスは、家の外へ飛び出した。
イスの走りの速さはあっという間に知れ渡り、史上最強の名馬・ガンバリルドルフの耳にも届いた。
イスvsサラブレッドの風変わりなレースがはじまる。
人間に座られるだけの毎日に疑問をいだいたイスは、家の外へ飛び出した。
イスの走りの速さはあっという間に知れ渡り、史上最強の名馬・ガンバリルドルフの耳にも届いた。
イスvsサラブレッドの風変わりなレースがはじまる。
なんじゃそりゃ(笑)
タイトルでやられた。
中を開いてもそのまんま、シンプルで爽快なお話。
これまで当たり前だった「人間の尻に敷かれる生活」に疑問を持ち
自分に足があると気づいた途端、好奇心があふれてきて
試しに足を一本ずつ動かしてみる
イスが覚醒するまでの数ページが、とってもかわいい。
外に出たあとは文字通りノンストップ。
走るシーンの構図は迫力満点で、イスの足が風を切る感触さえわかる気がする。
ガンバリルドルフとの一騎打ちでは、やっと現れたライバルとレースをやる喜びがほとばしっていて、顔はないのに、イスが笑っているのがわかる。
あと「ガンバリルドルフ」っていう、名馬らしからぬ絶妙にダサい名前が好き。
そして、最後のページでもうひと笑い。
もしかして、続編あったりしちゃう?