あらすじ
小さな池に住むアマガエルは歌うことが大好き。
けれど仲間からは「君の歌なんてなんの役にも立たない」と言われてしまう。
自分の歌が必要とされる場所を探して、アマガエルは旅に出る。
小さな池に住むアマガエルは歌うことが大好き。
けれど仲間からは「君の歌なんてなんの役にも立たない」と言われてしまう。
自分の歌が必要とされる場所を探して、アマガエルは旅に出る。
旅に出ると、新しい出会いや発見にめぐり合うことがある。
当たり前だと思っていたものが、実は特技だと知ったり。
ちょっと角度を変えるだけで、新しい景色が見えたり。
でもそれって、気づかなかっただけで、実はずっとそこにあったのかも。
アマガエルが歌うと、たちまち雨が降りだす。
そのせいで行く先々で迷惑がられてしまうアマガエル。
ただ楽しく歌いたいだけなのに……。
カエルと一緒に空もシクシク。
どんよりと暗い絵が続く。
でも、雨のあとには虹が出るもの。
旅先で出会った友達と一緒に大きな口を開けて歌うアマガエルの笑顔で、世界がぱっと明るくなる。
アマガエルが旅に出たことで、池の仲間たちにも変化が訪れるのもいい。
自分の好きなことをつらぬいたアマガエルのお話。