あらすじ
キャプテン・マーベルに飼われている猫(によく似た地球外生命体)のチューイが、さまざまなマーベルキャラクターのところへ遊びに来る。
ヒーロー達がチューイに振り回されたり癒やされたりする絵本。
キャプテン・マーベルに飼われている猫(によく似た地球外生命体)のチューイが、さまざまなマーベルキャラクターのところへ遊びに来る。
ヒーロー達がチューイに振り回されたり癒やされたりする絵本。
猫がいると、それだけで日常のにおいがする。
気ままに遊んで、食べて、飽きたらぷいっと顔をそむけ、あとは寝ている。
今作のチューイ(実写映画ではグースという名前だった)は地球外生命体感はゼロ。
ただかわいいだけのチューイがマーベルヒーロー達のそばに行くことで、彼らの日常を覗けるのが楽しい。
ロキの杖で遊ぼうとしてホークアイ&ブラック・ウィドウから手厳しいしつけを受けたり
グルートの体で爪を研いじゃったり
武器のそばで犬(ドッグプール)とケンカしてデッドプールの部屋と体を穴だらけにしたり
まあ、基本的に邪魔しているだけなんだけど。
困った顔をしながらも邪険にはしない、ヒーロー達の優しい一面が見られるのがいい。
猫あるあるも盛りだくさんで、ヒーローだけじゃなくヴィランもとりこにしちゃうチューイの愛らしさは天井知らず。
もう、戦わなくてもチューイがいれば宇宙は平和になるんじゃないか。
映画ではなくコミック版の設定なので、見慣れないキャラクターも結構いる。
でもそもそもセリフがなくても成立しているし、それぞれの個性や能力が垣間見えるから、知るきっかけになっていい。
猫とヒーロー好きにはたまらない絵本。