本棚散歩

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どうか信じてください。今がどんなにやるせなくても、明日は今日より素晴らしいのだ、と。

ナミヤ雑貨店の奇蹟より

悩みを書いた手紙を「ナミヤ雑貨店」のシャッターの郵便受けに入れると、翌朝、店の裏の牛乳箱に店主からの返事が入っている。

だれでも開けられる牛乳箱で…

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「少なくとも、オレたち、助け合えるんじゃないかって」

かがみの孤城より

「辻村深月は初めて読んだ作品が暗くて2冊目に手が出なかった」という声をたまに耳にする。

まあ、言わんとすることは、分かる。

辻村さ…

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一九七〇年十二月の三日、かくいうぼくも夏への扉を探していた。

夏への扉より

SF、タイムトラベルものとしてはもちろん、「ネコ小説」としても有名な作品。

ダンが飼っているネコのピートは、雪が大嫌い。ピートは外で雪が降っている…

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ちょっとめずらしい本って、あるかしら?

あるかしら書店より

表紙のおじさんが妙にかわいくて手にとった。
人のよさそうな表情と、豆大福を思わせるそのフォルム。見れば見るほど愛着が湧いてくる。ツンツンしたら柔ら…

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本棚散歩について

おもしろいと思った本のレビューを公開するブログ。
小説をメインに絵本とか幅広く紹介したいけど、やっぱり好みに偏るかも。
目指すは「読んでみようかな」と思ってもらえる読書感想文。
ネタバレはしないので、結末はぜひ自分で読んでみて。

かいている人

たかみー自画像

たかみー

好きな言葉「のらりくらり」

◆今月のおすすめ

胸の疼きに耐えながら線香花火を点す

一ノ瀬ユウナが浮いているより

あらすじ

幼馴染のユウナが死んだ。

喪失感を引きずってすごしていた高校生の大地は、あるときユウナが好きだった線香花火に火をつける。

花火が消えると大地の前にユウナが現れた。宙に浮いた状態で。

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