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- > editor_takami (本棚散歩 の投稿者) | 11ページ目 (16ページ中)
残虐な手口と、優れた知識と行動力で爆破を繰り返す礼子。
自分を理解してくれる相手とともに破滅したいという、かなりあぶない願望の持ち主だけど、行動は常に冷静で、その…
臆病者が大切なもののために勇気をふりしぼる、児童書の王道ストーリー。
たまに吹き出しやコマ割りされたページが登場する、コミックテイストなイラスト。
卑屈な主人公と、…
不思議なもので、食べものの味そのものは思い出せなくても、どこでだれと食べたのかはわりと覚えていたりする。
食を中心に、家族との懐かしい会話や、新しい土地で出会った…
著者は、イスラエルの諜報機関モサドの元スパイ。
数々の成果を残し、引退まで生き残れたのだから、優秀だったのは言うまでもない。
そんな異色の経歴の著者が、実体験を…
出てくる人物は全員、後ろ暗いところをかかえている。
リズミカルに進む会話の裏には、常にかすかな緊張感とサスペンスの予感がただよっている。何気ない会話のようでいて、…
生活が便利になった代わり、多くの夢と仕事が奪われた。それも、いち企業の、いちサービスで。
状況の受け止め方はそれぞれだけど、音楽に関わる者たちは一様に、閉塞感をか…
横山作品は本の分厚さと扱う題材のせいで、ガッチガチに固くて重たいと思う人が多いみたい。
でも実際読んでみると、大きな事件を、それに向き合うひとりの人間の物語に落と…
神話や宗教や歴史を描いた西洋絵画が、横に一文くっついただけで、日常の一場面に見えてしまう。
同じ経験がある主婦に刺さるのはもちろん、親にそういうことを言われたり、…
親を老人ホームに入れるために久しぶりに帰郷したり。
先輩から受けたスパルタを平然と後輩に継承していた世代が、今ではパワハラにならないかおびえながら慎重に部活を見守る立…